真・窓と林檎の物語・羅針盤




案内人 あんないにん
Navigator。網間に漂う人々を真実へと導く案内人。網景が製作。ソースコードも公開された。

網景 あみけい
Netscape。網間の案内人を作る。元ケイ素図形のおっさんが立てた会社。

網間 あみま
Internet。網の間。網際とも書く。

一角獣印 いっかくじゅうじるし
Mark of the Unicorn。電子音楽関係では有名な会社。

井出 いで
IDE。PC互換機のSCSIの代わりの手抜き規格。MPUがディスクの処理までやらされる。安いがケーブルを長くできない。近頃の林檎でも一部に使われている。最近では「えー?井出」という形式に変わった。

イラク いらく
IRQ。諸悪の根源。いい加減、撲滅してくれ。

陰照 いんてる
MPU業界で最大のメーカー。タコなCM攻撃が得意。いろいろと物議をかもし出すのも得意。

餌食 えじき
Clock Upされた機体。

演奏者 演奏者
Performer。MIDIのシーケンスソフトウェア。このソフトと「視覚」が、現在のように林檎が音楽業界で広く用いられている理由である。Performaとは関係ない。

円盤 えんばん
Disk。回転する。

円盤操作系統 えんばんそうさけいとう
DOS(Disk Operating System)。操作系統と呼ぶには余りに寒い。

お箸の国 おはしのくに
東洋の一部の国々。特に、文字が1 byteで表せない国。



ガイ がい
GUI。Graphical User Interface。「ナイスなガイだね」などと使う。

開文書 かいぶんしょ
OpenDoc。すべてを取り込む文書を作る壮大な計画。怪文書になってしまった。

隠し子 かくしご
拡張子。窓達約百では後ろめたく隠されていることが多いので、この名がある。

微かに軟らか かすかにやわらか
Microsoft。中国語圏では「微軟」と表す。「微柔」は誤用。

活動的罰 かつどうてきばつ
ActiveX。門さまが人民に背負わせた新たなる十字架。いきなり再び立ち上がるなど、新たな無法地帯として盛んに開拓されていたが、いつの間にやら寂れてしまった。

蚊と舞い かとまい
Katmai。 陰照の次期MPUのコードネーム。薮の中でたくさんの蚊達と踊るらしい。

記憶保護 きおくほご
Memory Protection。そのまま。

きゅー基盤 きゅーきばん
CuBase。その昔、Atariのマシンで「論理」と覇権を争ったシーケンスソフト。最近は林檎の上でも動く。

狂想曲 きょうそうきょく
Rhapsody。単系ベースで林檎の将来を担うはずだったが、結局「系統罰」に統合されることになった。

業務上横領 ぎょうむじょうおうりょう
Pre-emptive Multi Task。強制的に他人の仕事をぶん取れる腕力があること。我輩の英英辞書によるとpreとemptiveの間にはハイフンが入るのが正しい。

倉升 くらます
Klamath。PentiumProのあとに出された陰照のチップの名前。京都の鴨川べりのとある高級料亭にちなんで名付けられたはずはない。と思ったらPentium IIなどというシケた名前になった。諸行無情ナリ。

首の太いオヤジ くびのふといおやじ
Dr. Gilbert Amelio。林檎の前の頭領。逆風が一番きつい時によくがんばったが、手柄はJobsにさらわれた。先日、本を出した。

グランドチャイルドな社長 ぐらんどちゃいるどなしゃちょう
軟銀行の「孫」社長。門様を称して「人類のリーダー!」と言った事件は未来永劫語り継がれるであろう。合掌。

食わえて落す攻撃 くわえておとすこうげき
Drag & Drop。便利だ。

ケイ素図形 けいそずけい
SGI(Silicon Graphics Inc.)。杉ともいう。

系統 けいとう
System。いろいろある。百家争鳴状態。

系統八 けいとうはち
MacOS 8。そこそこ売れた。メモリを食う。ゆくゆくは系統罰に統合される予定。

系統罰 けいとうばつ
MacOS X。 罰は十を表すらしい。狂想曲と系統八/九の二つを合流させ、魔法のように罰に昇華させる予定。

鍵盤 けんばん
Keyboard。鍵がたくさんついている盤。押すと音が出たり、文字が出たりする。

効果作成器 こうかさくせいき
Effecter。効果をつける。風呂場になる。

硬派円盤 こうはえんばん
ハードディスク。硬盤とも書く。

国際仕事機械 こくさいしごときかい
IBM(International Business Machines)。よくわからんが奥は深い。

言葉 ことば
MS-WORD。重い。でかい。よくわからない。

コーヒー こーひー
JAVA。太陽の恵みを受けて実ったコーヒー。

小径 こみち
PATH。目的のファイルへたどり着くまでの遥かなる道筋を示した、先祖の遺言。

米の国 こめのくに
The United States of America。アメリカ。

混合機 こんごうき
Mixer。音を混ぜたり、トマトジュースを作ったりする。

紺包装 こんほうそう
COMPAQ。紺色の包装紙に包まれた宅配便。過剰包装はやめよう。



三代目 さんだいめ
PowerPC G3。まだ若いのに「爺さん、爺さん」と呼ばれて気の毒。

視覚 しかく
Vision。「演奏者」に対抗するOPCODE社のシーケンスソフト。以前は「視覚」と「演奏者」が2大巨頭であったが、最近はE-MAGIC社の「論理」が一大勢力を築きつつある。

指数技術 しすうぎじゅつ
Exponential Technology。533MHzのチップをぶっこいたとんでもないベンチャー会社だったが、結局金がなくなってどっかへ行ってしまった。もともと火花を散らすマシンのチップを作っていた人々らしい。

事務所 じむしょ
MS-Office。重い。でかい。似たような機能が腐るほどついている。

事務所の裏 じむしょのうら
Back office。隠し子の死体が埋めてある。

柴犬 しばいぬ
CyberDog。保健所に送られてしまった。

写真屋さん しゃしんやさん
Photoshop。既に一つの文化を築いている。

集積回路離散網 しゅうせきかいろりさんもう
ISDN。我輩も使っている。接続されるまでの時間が短い。電話と通信が同時にできる。

神託 しんたく
Oracle。データベースが得意。網計算機を提唱。

すぎ
SGI。省略しなければケイ素図形。

接触おじさん せっしょくおじさん
「来て、見て、触って」のおぢさん。触った感想は?

回転ドラー スピンドラー
林檎会社の元のお偉いさん。人々の記憶はあまりない。

セロリン せろりん
Celeron。陰照の売り出した野菜。早くぶん回す人も多い。

先進的微少装置 せんしんてきびしょうそうち
AMD(Advanced Micro Devices)。陰照互換の罫五や罫六なるチップを作っている。

操作系統 そうさけいとう
Operating System。「基本ソフト」などと意味不明な訳をしてはいけない。

操作系統割二 そうさけいとうわるに
OS/2。微かに軟らかな窓よりはかなりまっとうな系統。Warpして、歪んでいるらしい。

双列記憶素子 そうれつきおくそし
DIMM(Dual Inline Memory Module)。でぃむ。「ぢむ」ではない。

即刻 そっこく
QuickTime。時が早く流れるようにする魔法。

存在 そんざい
Be。ガセー率いる新手の話題提供元。はよ、売り物を作りなされ。



太陽 たいよう
SUN(Stanford University Networkが元)。火花を散らすマシン達も昔の威光がなくなってきた。今はコーヒーと網にかけている。

卓越 たくえつ
MS Excel。表を計算するはずのソフトだが、なんだかいろいろ機能がある。

タコ たこ
非難の対象。存在意義を疑われるべきもの。

単系 たんけい
UNIX。いろいろな意味で、林檎の対極。複系での反省のもとに作られた。

探検家 たんけんか
Explorer。窓の複雑怪奇なファイル構造を探検するための必要悪。Exploderではない。

単列記憶素子 たんれつきおくそし
SIMM(Single Inline Memory Module)。しむ。「死ぬ」の方言。

力計算 ちからけいさん
Power Computing。林檎の別の品種(でかくて速い奴)を出荷していたが、林檎に買い取られた。

直接罰 ちょくせつばつ
DirectX。門さまは人民に罰を与えるのがお好き(しかも直々に)。門さまは神のつもりか?

つぎ
NeXT。林檎がその将来を賭けて呑み込んだ会社。が、呑み込んだのは次の方だったような気がする。

次の一歩 つぎのいっぽ
NeXTSTEP。NeXTの操作系統。玄人好みの渋いやつ。

出る でる
DELL。何が出るのかな?。窓マシン売り屋の中で一番景気がいいらしい。

動的乱交記憶 どうてきらんこうきおく
DRAM(Dynamic Random Access Memory)。「記憶保持動作が必要な随時読み出し書き込みメモリ」などと、意味不明の訳をしてはいけない。



生絵画 なまかいが
Live Picture。多重解像度による効果的な絵画編集ができるソフト。

軟物 なんぶつ
Software。ソフトウェア。軟(なん)とも呼ぶ。

軟派円盤 なんぱえんばん
フロッピーディスク。軟盤とも書く。

2連続かじり にれんぞくかじり
ダブルクリック。ねずみ使いの究極秘奥技。一子相伝。

人間約七万 にんげんやくななまん
罰約七万の操作系統。

塗り師 ぬりし
Painter。こいつはちっとすげーぜ。塗り人(ぬりびと)は誤用。

ねずみ ねずみ
Mouse。人々に成果を、計算機には仕事を持ってくる。

ねずみの歯 ねずみのは
Mouseのボタンの数。



発見者 はっけんしゃ
Finder。林檎の操作系統の最上部にある。

罰窓 ばつまど
X Window System。単系上のガイ。でも基本は文字。

罰約七万 ばつやくななまん
X68000。目のつけどころが鋭い会社の機械。夢を越えていたが、あとがなかった。

微小核 びしょうかく
Micro Kernel。操作系統の中心となる部分が小さく丈夫に作ってあること。

火花を散らすマシン ひばなをちらすましん
SPARC。洗剤ではない。太陽によって作られたマシン。その昔は鬼のような速度を誇ったが、最近は陰りが見えてきた。

標本化機 ひょうほんかき
Sampler。踊り系、遅鼓動系の音楽には欠かせない機材。

複系 ふくけい
MULTICS。古えの操作系統。多くのことを望み過ぎた。その反省が単系に役立った。

複仕事 ふくしごと
Multi Task。お仕事をいろいろ同時にやってくれるありがたいやつ。

複媒体 ふくばいたい
Mutilmedia。最近はタコの一つ覚えのように、何でも複媒体すればいいと思っている輩が多くて困る。

複媒体拡張 ふくばいたいかくちょう
MMX(Multi Media eXtension)。お子様向け菓子のおまけ攻撃にも似たインテルのせこい戦術。性能が上がらない時は、目先を変えて売り込むのが商売の基本。

不満約七万 ふまんやくななまん
人間約七万の別名。罰約七万の操作系統。

Plug Undo Pray ぷらぐあんどぅーぷれい
「差し込め、やり直せ、祈れ」運動。中世の領主が小作人に押しつけたスローガン。



まど
Windows。複数なので「窓達」とも書く。

窓際族 まどぎわぞく
Windowsを使っている人々。

窓新技術 まどしんぎじゅつ
WindowsNT(New Technology)。95より少しだけまっとう。NTは"No Thanks"ではない。セキュリティも、不完全になるようによく考えて作ってある。

窓達約百 まどたちやくひゃく
Windows95/98。何かと話題の操作系統。ちなみに95だろうが98だろうが、104までは約百に変わりはない。

回せど まわせど
Merced。陰照期待の新星。が、回せど回せど、聞こえてくるのは「開発遅れる」の知らせばかり。あんまり回しすぎるなよ。ちぎれちゃうかも。

短く切れ みじかくきれ
Short Cut。ファイルが移動したら検出できる至福の機能。門さまの愛が感じられる。

目のつけどころが鋭い会社 めのつけどころがするどいかいしゃ
SHARP。ザウルスと液晶の会社。罰約七万も作っていた。

面倒しいのう めんどうしいのう
Mendocino。年寄ににあんまり仕事を押し付けてはならん。キャッシュを出したり入れたりして遊ぶな、陰照。

門さま もんさま
Bill Gates(TM)。愛深き男。世界で一番のお金持ち。ちなみにBill Gates(TM)は登録商標(Trade Mark)だ。全く、普通こんなもん商標にするか?変なやつ。



軟らかい銀行 やわらかいぎんこう
SOFTBANK。GrandchildでJusticeな社長が率いる。



乱交 らんこう
Random Access。怪しいことを想像してはいけない。

乱交記憶 らんこうきおく
RAM(Random Access Memory)。怪しいことをしたことについての思い出ではない。

力点 りきてん
MS PowerPoint。てこの原理における支点、力点、作用点とは何の関係もない。

離散設備会社 りさんせつびがいしゃ
DEC(Digital Equipment Corporation)。AlphaなるRISCチップを擁し、単一プロセッサマシンの性能記録を次々と塗り替えていたが、紺包装に買収されてしまった。

林檎 りんご
Apple。Macintoshも林檎の一品種である。

論理 ろんり
Logic。ドイツのE-MAGIC社が誇る、地球上に存在する最強のシーケンサソフト。論理音声(Logic Audio)との組み合わせで究極の作曲環境を構築できる。我輩が林檎購入に至ったのも、もとはと言えばこのソフトの存在が理由である。今では窓上でも動く。



私の計算機 わたしのけいさんき
My Computer。理解不能の再帰構造。深遠な哲学的意味を持つと推測される。