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モノリス

2005年09月30日

先日、iPod nanoが登場した。

一部では画面に傷がつきやすいなどと話題になっているようだが、それどころではない。

この仕様を見て、あることに気づいた。 これは、モノリスなのではないか、と。特に黒い方が。

  • 90 x 40 x 6.9mm

さすがに、厚みまではぴったり一致しないが、12:22:32 、つまり1:4:9の比になっているように見える。 しかも、iPodの他のシリーズは大きさがmmの単位にはそろっていないのに、nanoだけがmmスケールできっちり作ってあるようだ。

うーむ。 謎である。

ちなみに、元ネタはこの映画に出たこの石板である。

感想の感想いろいろ

2005年09月10日

さて、「伝わる!」説明術も発売1ヶ月ということで、書評も出そろってきたところであるからして、あちこちにお邪魔するのである。

*DIARY http://homepage.mac.com/maasha75/diary.html 8月11日(木)- 17日(水)のところ
使用文脈や使用目的・意図の情報(第3領域)がアナロジーにどう絡むか,という問題はまだ残ったままだと思う.

うーむ、それはすでにアナロジーの「問題」ではない気がしますが…。

*情報考学 Passion For The Future http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003743.html

この人なりの要約が書いてあります。

*BLOG_inainaba http://d.hatena.ne.jp/inainaba/20050905

なかみはなかなか深みがあるように思う。

ありがとうございます。哲学書ですから。

*陋巷日記 http://d.hatena.ne.jp/rx78g/20050905

それがどうした?

と、言われても、こちらも「だからどうした?」としか言えませんが…。

*3年ねたろう http://d.hatena.ne.jp/tonda65/20050829

ちょっとだけ書いてあります。

*ビールを飲みながら考えてみた… http://blog.goo.ne.jp/mailtotaro/e/2f2eeba9afe8786d719cc5b989e22edd

梅津さんの言うような「アナロジー」という方法論や、あるいは相手に気付かせるための 「質問力」といったものを磨いていかないといけないのだ。

確かに、オフェンス面として質問力というのは重要ですね。

*ちょっと気になるフレーズ http://ameblo.jp/shozando/entry-10004100598.html

特定の人ではなく、全体の平均としては脳力も筋力も落ちてると思いますねー、私は。

*★気づきを大事★にしたい♪ http://blog.goo.ne.jp/apple2/e/a2c883afef777e8b75f477871ea4a25b

そうです。 P102にある、10→10、65→68、687→721っていう数字のルールは、「具体的」すぎるが故にかえって難しいのです。

*Silence http://silence119.exblog.jp/m2005-08-01/#2521742

「そういうことである」と我輩は思っております。

*Sanjirooo Weblog > Reading > http://homepage.mac.com/sanjirooo/iblog/C1272619543/E1605759328/

umzだ!

我輩は何か悪いことをしてしまったのでありませうか?

*heavenlysky http://www.heavenlysky.net/modules/wordpress/index.php?m=20050824

新書ってことで構えてしまったものの、梅津さんの文章のテンポがそのままなんで読みやすいです。

一文をなるべく短くした成果が出たようで、ありがとうございます。

*Kameno external storag http://homepage.mac.com/kamenoseiji/iblog/C1253479581/E624475629/index.html

しかし、アナロジー万能という主張でよいのだろうか?類推しようのない新概念を伝えるときには、 演繹的にゴリゴリと論理を進めるしかないのでは?例えば、「輝度分布とビジビリティとは2次元 フーリエ変換の関係にある」というVan Cittert-Zernikeの定理を説明するのに、アナロジーが 手助けとなるのだろうか?

定理は、何かの相互関係を取り出してルール化したもの(=アナロジー)だと思いますが…。

本書は「伝わる説明術の決定版」(カバーより)というより、「伝わる説明術:アナロジー編」 といったところではないでしょうか。

我輩もそう思います。タイトルについてのご意見は出版社にお送りください。また、

細かいことですが、…

のところは、たいへん参考になりました。

*そらげんき http://soragenki.seesaa.net/article/5844571.html

「あなたの説明が伝わらない理由、それは あなた自身がよく分かっていないから です」という文と、「だいたい、他人に説明するだけでも大変なのに、自分自身が わかっていないままで説明しようなんて、どう考えても無謀でしょう」という文、 明らかに矛盾していませんか。 後ろの文は、「自分自身が理解していても、他人に説明するだけで大変」→ 「自分自身が理解していても、伝わる説明ができるとは限らない」と解釈されますよね。 そしてこれは前の文と矛盾するわけだ。

おおーっと、1ページ目からクレームである。我輩が言いたかったのは

  1. あなたの説明が伝わらない理由その1:あなた自身がよく分かっていないから
  2. あなたの説明が伝わらない理由その2:わかっていても伝わる説明ができるとは限らない

の2つの理由のうち、1.が非常に多い、ということである。 したがって、論理的に厳密にいえば1ページ目の文章は成り立たないが、確率的に言えばほぼ成り立つのである。 「あなたの説明が伝わらない主な理由」とでもすればいいかも。 うーむ、細かい話である。

*これでも日記 http://sunsay.tdiary.net/20050817.html

デフォルトらしい。

読者が本についていろいろ言える時代になったということは、 著者がその書評についていろいろ言える時代になったということで、いやー、いい時代だなー。