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衝撃のラスト

2005年07月20日

ひさしぶりにナイスなオチのあるコラムを読んだ。

この記事、途中の文章は「いやー、そんなことないと思うけどなー」というポイントが4つほどあるが、まあいい。 ラストの衝撃に比べれば、小さな小さな話である。

あーだこーだといろいろな推測をさんざん披露した末に来る、衝撃のラスト、それは…。

それでは、なぜIntelはYonahをEM64Tに対応させることができなかったのだろうか。次回以降ではそのあたりを考えていきたいと思う。

どどーん。

つうか、結論を丸ごと次回送りですか?  山田某のコラムのように、空振りだったなあ。まあ、山田某のは毎回だが。

このコラム1つ書くといくらもらえるんだろう?

鬼のように速い(直喩)

2005年07月17日

森博嗣という作家がいる。 某所に勤めながら書くという点で、我輩と似たような境遇の人である。

しかし、氏の文章によると、氏の執筆がものすごく速いことがわかる。 たとえば「冷たい密室と博士たち」という本は、文庫版で40字x17行x約400ページである。 これは、原稿の量にして、約500KBとなるはずである。 氏は、これをだいたい1週間で書き上げたそうな。平均70KB/日である。恐ろしや。

我輩は筆が遅い方であると、自他ともに認めているのである。 が、ときどき、アクセル全開で書く日もあるが、それでも瞬間最大風速で35KB/日が限度であった。 しかも、休日を朝から晩までフルに使って、である。

その2倍の高速さで1週間も続けるとは。 しかも、そんな調子で、氏は年に15作も出してたりする。 氏はまったく推敲をしないで済むレベルで、最初から書けるのかもしれない。実際、

「書くのと読むのとスピードがほぼ同じだ」
とある。

我輩のように、書く時間の2倍も推敲しているのは、非効率なのだろうな。 まあ、新書や実用書(と、いちおう我輩の本は分類されている)は、小説とは書き方が違うのかもしれないが。

とにかく、まだまだ精進が必要なようである。

飛翔

2005年07月14日

本日、ゲラの3回目の校正が終了した。

これで我輩の手を離れ、4冊目が滑走路に向かったことになる。 8月初めには製本されて手元に届くそうである。 Amazonによると、発売は8月8日となっているようだ。

が、雑誌と違って、書籍には明確な発売日というものがない。 印刷所から発送された書籍が届いた書店から順に売り出すので、 全国一律の発売日というのは(よほど話題の本にでもならないかぎりは)ないそうである。

今回の本は、タイトルこそ『「伝わる!」説明術』であるが、中身は基本的に「アナロジー」の使い方の本である。 アナロジー(や比喩)といえば、以前に

などいうことを書いたが、ああいうのをもっと一般化して、話題をコンピュータに限らずに広げたのが今回の本である。

さらに言えば、言葉とは1次元のデータ構造である、だから説明というのはダラダラしてわかりにくいものなのだ、 というところをけっこうしっかりと説明したつもりなので、「お前の話はわかりづらい」と言われてカチンと来たことが ある人はぜひ読んでもらいたいもんである。

ドラゴン桜

2005年07月10日

阿部寛は面白い。好きな俳優である。

我輩はあまりドラマは見ないのであるが、この前ドラゴン桜というのをみた。

バカとブスは東大に行け!

というのはあまりピンとこないが、

人生にくらべりゃ、東大なんて楽勝だ!

というセリフはもっともだ。

阿部寛の役は金にうるさい徹底した現実主義者として描かれている。 しかし、「生きる力」とか「人格」とかでごまかしている人々に比べたら、ずっとわかりやすい。 「生きる力」って、森に迷ったときに、食える木の実や野草でも覚えておくのか? 人格が優れろって、釈迦やキリストになれってことか。まったくもう。

確かに、18歳人口はどんどん減少しているのに、東大の定員はあまり変化していない。 受験する母集団が小さくなっているのだから、東大は毎年確実に易しくなっている。 戦後2回あった人口ピークの年度に比べたら、現在が楽なのは間違いない。

それにしても、阿部寛は顔が濃いぞ。

wikiって便利

2005年07月09日

最近、pukiwikiというものをよく使っている。

世間ではblogが流行と言われているが、wikiの方がずっと便利である。 実際、あのライブドアもwikiを始めるそうである。

一言でいって、blogよりもwikiの方が、情報の集約に向いている気がするのである。 blogとwikiの違いは、我輩が考えるにこんな感じである。

  1. 多くのblogでは、HTMLは静的に生成されている(Mobable typeなんぞ、すぐ「再構築」である)。 wikiでは(全部の流派がそうかは知らんが)、phpやperlなどによって動的にページを生成・表示しているために、 サイト内でリンクを張り合うのがすごく楽なのである。 これは、本当に楽である。 というか、ようやく「HyperTextってこれがやりたかったんだよねー」という状態に近づいた気がする。 HTMLのファイル名を決める、という作業がなくなったことは大きい。
  2. blogは、基本的に「時系列に沿った何かのログ」である。 wikiもblog的に使うこともできるが、もっと複雑な構造(木構造やグラフ構造)を人数制限なしで構築するのに向いている。 その最たる例がWikipediaであろう。

公開してはいないが、我輩もwikiを4つほどあちこちで使い分けている。

おっと、club6100.netを忘れていた。 これはちゃんと公開されている。 これもwikiで動かしているのであるが、そう見えにくいデザインにしている。

そのうち、羅針盤あたりもwikiベースで作り直す予定である。 そのときの名は、考難pediaか何かにしよう。

Amazonに登場

2005年07月08日

N社の編集の人から教えてもらったのだが、すでに我輩の本がAmazonに載っているそうである。 まだ刷り上がっていないので、画像は出ていない。 さらに、タイトルは『「伝わる!」説明術』なのだが、Amazonにはまだ古いものが載っている。

いちおう

表示のタイトル・商品価格・発売日は変更される場合がございます。あらかじめご了承ください

とあるので許そう。発売日は8/8の予定だ。

来週に最後のゲラに一晩だけ目を通したら、あとは印刷所に直行のはずである。

今回は、初めて新書を書いた。岩波新書とか、中公新書とか、けっこう固めの話題で小さめの本(文庫よりはちょっと大きいが)がシリーズになっている、あれである。

ちくま書房は新書の中でも、カバーデザインが好みなのと、軽めの話題が面白いと思っていた。 そこへちょうど、我輩に話がやってきたので、すぐ飛びついたわけである。

ページ数は200ページちょい、税別680円と、今までの最安値であるからして、ぜひ一家に一冊常備して欲しいもんである。ちなみに、今回は略称を伝説(つたせつ)と決めた。

本当は300ページ超の原稿を書いたのだが、「長すぎですねえ」ということでばっさり削ったのであった。 その部分は、そのうちどこかで使える日も来るだろう。