けっしてしない

2005.01.14 00:58

ソフトウェアには、意味不明な用語がよく出てくる。

最近みかけたのが、ダイアログで選択肢としてユーザに示された

  • する
  • しない
  • けっしてしない
という3つである。これぞ、意味不明の典型であろう。 フリーの某ブラウザで、ユーザ情報を記憶させるかどうかという場面で表示されたものである。

おそらくこれは、英語では

  • Yes
  • No
  • Never
の3つだったのだろう。 それを訳すときに「する」「しない」「けっしてしない」にした奴がタコなのである。

たいていの人はコンピュータに「しない」と指示したら、「けっして」してほしくないものである。 だから、「しない」と「けっしてしない」の違いがわからない。 わざわざ「けっして」があるのだから、ただの「しない」は、「もしかして、するかも」なのか?

正確にニュアンスを伝えるなら

  • する
  • (今は)しない、後でまた尋ねる
  • (今も将来も)決してしないし、もう尋ねることもない
あたりがいいだろう。

「しない」「決してしない」などという区別不明のメッセージは、何も伝えていない。 情報量ゼロのメッセージは、かえって混乱を増すだけである。