鬼のように速い(直喩)

2005-07-17 01:05:28 (5674d)

森博嗣という作家がいる。 某所に勤めながら書くという点で、我輩と似たような境遇の人である。

しかし、氏の文章によると、氏の執筆がものすごく速いことがわかる。 たとえば「冷たい密室と博士たち」という本は、文庫版で40字x17行x約400ページである。 これは、原稿の量にして、約500KBとなるはずである。 氏は、これをだいたい1週間で書き上げたそうな。平均70KB/日である。恐ろしや。

我輩は筆が遅い方であると、自他ともに認めているのである。 が、ときどき、アクセル全開で書く日もあるが、それでも瞬間最大風速で35KB/日が限度であった。 しかも、休日を朝から晩までフルに使って、である。

その2倍の高速さで1週間も続けるとは。 しかも、そんな調子で、氏は年に15作も出してたりする。 氏はまったく推敲をしないで済むレベルで、最初から書けるのかもしれない。実際、 「書くのと読むのとスピードがほぼ同じだ」 とある。

我輩のように、書く時間の2倍も推敲しているのは、非効率なのだろうな。 まあ、新書や実用書(と、いちおう我輩の本は分類されている)は、小説とは書き方が違うのかもしれないが。

とにかく、まだまだ精進が必要なようである。