けっしてしない2005-01-14 12:58:27 (5851d)
ソフトウェアには、意味不明な用語がよく出てくる。 最近みかけたのが、ダイアログで選択肢としてユーザに示された
という3つである。これぞ、意味不明の典型であろう。 フリーの某ブラウザで、ユーザ情報を記憶させるかどうかという場面で表示されたものである。 おそらくこれは、英語では
の3つだったのだろう。 それを訳すときに「する」「しない」「けっしてしない」にした奴がタコなのである。 たいていの人はコンピュータに「しない」と指示したら、「けっして」してほしくないものである。 だから、「しない」と「けっしてしない」の違いがわからない。 わざわざ「けっして」があるのだから、ただの「しない」は、「もしかして、するかも」なのか? 正確にニュアンスを伝えるなら
あたりがいいだろう。 「しない」「決してしない」などという区別不明のメッセージは、何も伝えていない。 情報量ゼロのメッセージは、かえって混乱を増すだけである。 |