「文と文のつながり」という制約条件

2004-11-24 12:54:17 (5327d)

まだ出版の日付は確定していないが、次の本の原稿がぼちぼち我輩の手を離れる。 今回は初めてコンピュータの話題から離れて、かなり一般的な話をしてみた。

今回の原稿で思ったのは、

ストーリーをずっと一本道として作る

ということ、さらに「その道中で、自分の言いたい事をもれなく全部語る」というのはすごくたいへんである、 ということであった。 あなコンの時も苦労したが、 今回はそれ以上であった。

中谷彰宏という人が、数百冊の本を書いているが、 氏の本には1冊が全体で1本のストーリーとなっている本は少ない。 たいてい、「なんとかのための77のヒント」だの、 「なんとかになれるための50の方法」だの、数ページで終わる話が数十個載せてある、というパターンである。 本を書いてみるとわかるが、この「細切れ×数十個」というパターンは、かなり書きやすいのだ。

本を書く上で、

  • 前後のストーリーをずっとつないでいく
  • 話の順序関係を綺麗に満たす

という制限は想像以上に厳しいものである。 その制限が外れただけで、とたんに楽になるのである。 ふだんから、ネタを書き留めておいて、その本のテーマにふさわしいものだけ選択するだけでいいからある。

というわけで、我輩もこの先の本(先の先か?)は、そういう書き方も時々はしてみたいと思う。